「行政書士」って聞くと、なんだかちょっと偉そうでスーツをビシッと着た人が、
お堅い顔して書類を作ってるイメージがありませんか?

それに「先生」って呼ばれることも多くて、なんとなく近寄りがたい感じがするかもしれません。
でも実際には、もっとずっと身近な仕事をしているんです。
今日は、そんな行政書士がどんな仕事をしているのか、できるだけ簡単に、やさしく説明してみます。
これを読めば、「へぇ、そういう仕事なんだ!」ってスッキリするはずです。
そもそも行政書士ってどんな資格?
行政書士は、ざっくり言うと「役所に出す書類や、色んな大事な書類を作るプロ」です。
国家資格(つまり国が認めた資格)で、日本全国どこでも仕事ができます。
よく似た名前で「司法書士」や「税理士」もいますが、それぞれ担当する仕事が違います。
- 行政書士…許認可や契約書などの書類作成
- 司法書士…登記(不動産や会社の登記など)の専門家
- 税理士…税金の計算や申告の専門家
こんな感じで、それぞれの「守備範囲」が決まっているんですね。
行政書士の主な仕事ってこれです
行政書士の仕事は、大きく分けて3つあります。
役所に提出する書類を作る仕事
例えば、
- 建設業を始めるときの許可
- 運送業を始めるときの許可
- 飲食店を開くときの営業許可
- 古物商(リサイクルショップなど)の許可
こういう許可をもらうには、たくさんの書類を用意して、役所に提出しないといけません。
でもこの書類、専門的で分かりにくいものが多く、ちょっとでもミスがあると受け取ってもらえないことも…。
そうならないように書類を整えて、スムーズに許可が下りるようにするのが行政書士の仕事です。

それと、最近とくに多いのが「補助金申請」のサポートです。
国や県、市が出している補助金をもらうには、これまた細かい書類が必要です。
書き方一つで採択(審査に通るかどうか)が決まると言われるくらいなので、プロに任せる人が増えています。
権利や義務に関する書類を作る仕事
分かりやすいのが「契約書」です。
- 会社と会社の売買契約書
- 個人事業主の業務委託契約書
- 成果報酬型の契約書 など
契約書はあとから「言った言わない」でモメないためにとても大事です。
行政書士は、そういう契約書を作ったり、チェックしたりしてトラブルを未然に防ぎます。
事実を証明する書類を作る仕事
例えば、
- 遺産分割協議書(家族が相続をどう分けたかをまとめたもの)
- 内容証明(相手に「こういう通知を送りましたよ」と証明する郵便)
- 株主総会や理事会の議事録
こういった「事実があったことを後で証明する」書類も行政書士の仕事です。
いろんな行政書士がいるんです
実は行政書士って、とても幅広い仕事をしています。
その中で、こんなふうに専門分野を決めて活躍している行政書士もいます。
- 国際行政書士 … ビザや在留資格の手続きを専門にする人
- 相続行政書士 … 遺言や相続手続きを専門にする人
- 建設業専門行政書士 … 建設業許可を中心にやっている人
- 医療法人専門行政書士 … 病院やクリニックの設立をメインにする人
専門分野を絞ることで、その分野の知識が深まり、より頼りがいのある行政書士になれるんです。

行政書士が絶対にやっちゃダメなこと
逆に、行政書士には「絶対にやっちゃダメ」なことがあります。
それは、依頼者のトラブルに直接関わること。
例えば、誰かに「お金を払え!」と請求したり、相手と和解交渉をしたりすることです。
こういうのは弁護士だけができる仕事で、行政書士がやると「弁護士法72条違反」になってしまいます。
最悪の場合、刑事罰を受けることもあるんです。
だから行政書士は、書類を作るところまで。
トラブルの代理交渉は絶対にしません。
司法書士は登記の専門家
よく行政書士と混同されるのが司法書士です。

司法書士は「登記」の専門家です。
例えば、
- 不動産を買ったときの登記
- 会社を設立するときの登記
- 相続で土地や家を名義変更するときの登記
こういった仕事は行政書士ではできません。
ただ、司法書士と行政書士はお互いに連携して仕事をすることも多いんです。
まとめ:行政書士って実は暮らしや仕事のそばにいます
「行政書士ってなんだか偉そうだけど何してる人?」
そう思っていた人も、この記事を読んで少しイメージが変わったかもしれません。
行政書士は許可申請や補助金、契約書や遺産分割協議書など、
あなたの暮らしやビジネスのいろんな場面で活躍しています。
「これって行政書士に相談していいのかな?」くらいの気軽さで、ぜひ声をかけてくださいね。
分かりにくい役所の手続きをスムーズに進めるお手伝いがきっと出来ますよ。
行政書士やまもと事務所
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