みなさん、こんにちは。
岡山県倉敷市の行政書士やまもと事務所の山本です。
本日は、エアコンの取り付け工事を行っている事業者さんに、ぜひ知っておいてほしい「電気工事業の登録」についてお話しします。
最近、暖かくなったり寒くなったりで、エアコンの調子が気になる時期ですね。
そんな中、先日あるお客様から「電気工事業の登録」についてご相談をいただいたときのことです。
色々と要件や法律を調べていて、私自身、「えっ、そうだったの!?」と驚いたことがありました。
実は……
「エアコンの取り付け工事だけでも、電気工事業の登録が必要なケースが多い」
ということなんです。
今回は、倉敷や岡山でエアコン取り付けを頑張っている個人事業主さんや、小規模な設備業者さんに向けて、この「意外と知られていないルール」について、お伝えしたいと思います。
そもそも「電気工事業の登録」って?
本題に入る前に、まずは「電気工事業って何?」というところからお話しします。
この記事を読んでいる方の中には、「電気工事士の資格(免許)は持っているよ」という方も多いと思います。
ただし、「電気工事士の資格」と「電気工事業の登録」は、まったく別ものです。

簡単に言うと、電気工事業の登録とは、
「私は電気工事を“仕事(ビジネス)”として行います」
ということを、県知事に届け出て登録する制度のことです。
電気工事士の資格が個人の技術・知識を証明するものだとすれば、電気工事業の登録はお店(事業者)として電気工事をしていいですよ、という許可に近いイメージです。
この登録をしないまま、電気工事で報酬を受け取ってしまうと、法律違反になる可能性があるので注意が必要です。
どんな仕事が対象になるの?
では、そもそも「電気工事」とは、どんな仕事が対象になるのでしょうか?
「電気工事」と聞くと、次のような作業を思い浮かべる方が多いと思います。
- 新築住宅の壁の中に配線を通す工事
- コンセントの増設や移設
- 分電盤の取り付け・交換
これらは、誰が見ても分かりやすく電気工事そのものですよね。
もちろん、すべて電気工事に該当します。

では、今回のテーマである「エアコンの取り付け工事」はどうでしょうか?
「エアコンは家電だし、取り付けるだけでしょ?」
と思われがちですが……
結論から言うと、エアコンの取り付け工事も、電気工事に含まれる可能性は非常に高いです。
このあたりが、「えっ、そうなの?」となりやすいポイントなんですね。
「ウチはエアコン取り付けだけ。それでも必要?」
ででは、ここからが本日の本題です。
エアコンの取り付けを専門にされている業者さんの中で、こんなふうに思っている方はいませんか?
「ウチはエアコンを取り付けているだけだから、電気工事業者じゃないよ」
実は、ここが一番の落とし穴です。
多くの事業者さんが、こう考えているかもしれません。
「エアコンって家電製品でしょ?コンセントに挿すだけなら、電気工事じゃないよね?」
実はこれ、半分正解で、半分間違いなんです。
たとえば、
- すでに配線や設備がすべて整っていて
- エアコンを設置して
- コンセントにプラグを挿すだけ
というケースであれば、登録が不要な場合もあります。
ただし、実際の現場ではどうでしょうか?
- 室内機と室外機を電線で接続する
- アース線を取り付ける
- 場合によっては、コンセントの交換や電圧の切り替えを行う
これらの作業は、立派な「電気工事」にあたります。
つまり、「エアコン取り付け工事を主な業務としている」=「電気工事業を営んでいる」と判断され、電気工事業の登録が必要になるケースがほとんどなのです。

実際に、過去には大手家電量販店の下請け業者さんが、登録をしていなかったことで問題になった事例
もあります。
「知らなかった」では済まされないこともありますので、この点はぜひ注意しておきたいところですね。
誰でもすぐに登録できるの?
「じゃあ、さっそく登録しに行こう!」
そう思った方、ちょっとだけお待ちください。
実はこの電気工事業の登録、誰でもすぐにできるわけではありません。
登録するためには、いくつかの要件をクリアする必要があります。
その中でも、一番のハードルになりやすいのが「主任電気工事士」を置かなければならない点です。
これは簡単に言うと、「このお店の電気工事は、この人が責任を持ちます」という責任者を決めておく必要がある、ということですね。
具体的には、次のどちらかに当てはまる人が、事業所(お店)にいる必要があります。
- 第一種電気工事士の資格を持っている人
- 第二種電気工事士の資格を持ち、かつ
資格取得後に3年以上の実務経験がある人
ここで、特につまづきやすいのが第二種電気工事士の方です。
資格は持っているけど、
・過去の職歴を証明できる書類があるか
・実務経験をどう説明するか
といった点で、迷われる方が非常に多く見られます。
そこで、「自分の場合は登録できるのか・できないのか」を整理するために、この専用シミュレーターをご用意しました。
是非、活用してみて下さい。
面倒な手続きは、専門家にお任せください
ということで、意外と知られていない電気工事のルールについてお話しました。
今回のお話 いかがでしたでしょうか。
「ウチは登録が必要そうだけど、書類を作る時間がもったいないな…」
「実務経験の証明って、具体的にどう書けばいいの?」
そんな風に思われた方は、ぜひ一度、当事務所にご相談ください。
現場で汗を流す職人さんが、安心して仕事に集中できるよう、行政書士やまもと事務所が面倒な申請手続きをしっかりサポートいたします。
「まずは自分の場合、登録が必要か知りたい」という簡単なご相談でも大丈夫ですよ。
倉敷・岡山のエアコン業者さん、いつでもお待ちしています!
行政書士やまもと事務所
🏠 岡山県倉敷市
🌐 https://tora-no-maki.com


