みなさん、こんにちは。
岡山県倉敷市の行政書士やまもと事務所、行政書士の山本です。
今回は、瀬戸大橋を渡ってすぐのお隣・香川県で事業をされている方向けに、設備投資や店舗改装に使える注目補助金をやさしく解説します。
今回ご紹介するのは―― 香川県 未来投資応援補助金です。
「お店をオシャレに改装したい」
「新しい機械を入れて作業を楽にしたい」
……でも、現実はお金がかかる。
ここが悩ましいですよね。
「やりたい投資はあるけど、財布が“うどんのコシ”並みに固い…」
そんな方ほど、ぜひこの記事を最後まで読んでください(笑)
香川県 未来投資応援補助金とは?
県が応援してくれる理由(補助金の目的)
未来投資応援補助金は、香川県が次の目的で実施している制度です。
「物価高騰が継続する中、県内事業者の稼ぐ力の強化と賃上げの好循環の実現に向けて、県内事業者の成長、生産性向上につながる未来への設備投資に要する経費に対して支援する」
……はい、漢字が多くて、目がすべりますよね(私もです)。
ざっくり噛み砕くと、こういうことです。
- 物価高で大変な今こそ
- 成長・生産性向上につながる設備投資(未来への投資)をして
- しっかり稼げる体質になって、できれば賃上げにもつなげてね
つまり、単に「お金をあげるから好きに使ってね」ではなく、“未来に向けて伸びる投資”を後押ししますよという、かなり前向きな制度なんです。

そしてここ、後で出てくる 「審査に通るための超重要ポイント」にも直結します。
ぜひ頭の片隅に置いておいてくださいね!
ここがスゴイ!「未来投資応援補助金」3つの太っ腹ポイント
では、この補助金の何がそんなに魅力的かというと、大きく3つのポイントがあります。
1)補助率が太っ腹:3/4(最大100万円)
今回の補助金は、対象となる経費の「4分の3」を、最大100万円まで県が補助してくれます 。
(※直近の売上高が10億円以上の大きな事業所さんは最大500万円です )
たとえば、税抜120万円の設備投資なら、その3/4=90万円が補助対象になるイメージです。

補助率が高いので、自己負担がグッと軽くなります。これは助かりますよね。
✨ 未来投資応援補助金 シミュレーター ✨
設備投資の予定額を入力して、いくら補助されるか計算してみましょう!
※25万円(税抜)以上から対象となります。
2)対象者が幅広い(医療・福祉・農業もOK)
「うちみたいな小さな個人店でもいけますか?」
このご相談、かなり多いです。
結論、可能性は十分あります!
この補助金は、香川県内に本社や事務所がある中小企業だけでなく、
- 医療法人
- 社会福祉法人
- 農業法人
- NPO法人 なども対象になっています。
さらに、農業・漁業の個人事業主(フリーランス含む)も申請できるのが特徴です。
他の補助金だと「医療・福祉は対象外」「農業は別枠」になりがちなので、この幅広さは、かなり珍しい“当たり枠”だと思います。

3)昨年度の実績が高め(交付割合が多かった)
この補助金は昨年も実施され、昨年は申請約3,200件に対して、交付約2,400件という実績がありました。
単純計算で約75%。
もちろん今年も同じ結果になるとは限りませんが、要件を満たして計画書を整えれば、十分狙える制度です。
「機械」だけじゃない!お店の「改装費」にも使えます
「設備投資」と聞くと、工場にドーンと機械を入れるイメージがあるかもしれません。
でも、この補助金はそれだけじゃありません。
たとえば、こんな使い方が考えられます。
- 新メニュー開発のために、カフェにオーブンやエスプレッソマシンを導入
- 人手不足対策として、配膳ロボットや自動釣銭機を導入
- 新しい事業・サービスを始めるために、工場や店舗を改装する
そうなんです。
この補助金は、新しい事業展開のための店舗改装費や、外注費が対象になり得ます。
飲食店さんやサロンさんには、かなり嬉しいポイントですよね。
ただし注意点もあります。
- 単なる「古くなった設備の買い替え」
- 何にでも使える「普通のPC・タブレット」
- 「普通の車」
などは、いわゆる汎用品は対象外になりやすいので要注意です。
「これって対象?」が一番つまずきやすいところなので、ここは早めに確認しておくのがおすすめです。
審査のカギ:事業計画書は「未来へのストーリー」で書く
さて、ここからが一番大事なお話です。
この補助金は「お金を出して終わり」ではありません。
申請する際には、「この設備や改装で、どうやってお店(会社)を成長させるか」という事業計画書を書いて提出する必要があります。
ここで効いてくるのが、前半で触れた 「県の目的=稼ぐ力UP+賃上げ」。
要するに、県としては「未来につながる投資をして、ちゃんと伸びてね!」というスタンスなんですね。
要件は2つだけ。ポイントは「数字とストーリー」
未来投資応援補助金で押さえるべき“約束”は、基本的にこの2つです。
要件1:付加価値額を増やすこと
「付加価値額」と聞くと急に難しそうですが、ざっくり言えば会社(お店)が生み出す“稼ぐ力”を増やしましょうということ。
設備投資で生産性が上がる → 売上や利益が増える → 付加価値額も上がる
この流れを、計画書で説明していきます。
要件2:賃上げをすること(※従業員がいる場合)
従業員さんがいる場合は、賃上げも計画に入れる必要があります。
「投資して儲かった分は、スタッフにも還元しますよ」という形ですね。

「難しそう…」は正常です。だから“型”で書きましょう
ここまで読んでこう思った方いませんか?
「うわっ、無理…」
大丈夫です。
この補助金の計画書は、結局のところ
新しい設備を入れる → 仕事が良くなる → 売上・利益が伸びる → 賃上げに回す
この“未来へのストーリー”を作ればOKです。
未来へのストーリーを思い浮かべてみましょう。
(物語といっても、涙の最終回は不要です。審査員は泣かせなくて大丈夫です)
もったいない例/通りやすい例(審査員の目線を意識)
次に事業計画書でもったいない書き方例と、改善点例を挙げてみます。
❌ もったいない書き方の例
「最近カフェのお客さんが増えて人手が足りず、スタッフが疲弊しています。だから配膳ロボットを買いたいです。」
これ、気持ちは100%分かります。
でも審査側からすると「買う理由は分かった。で、導入したらどう伸びるの?」となりがちです。
⭕ 審査員が「おっ!」と思う書き方の例
「配膳ロボットを導入して、配膳業務の手間を削減します。空いた時間で新スイーツ開発や接客品質向上に注力し、客単価と回転率を改善して売上を伸ばします。増えた利益を原資に、来年度からスタッフの時給を○○円アップします。」
この形だと、県が求める
- 付加価値額UP(稼ぐ力UP)
- 賃上げ
の両方につながるので、“未来投資っぽさ”が一気に増します。

ここをしっかり書けるかどうかが、補助金採択の分かれ道です。
申請スケジュールと注意点(郵送のみなので要注意)
最後に、申請の段取りです。
ここ、地味に大事です。
申請期間
令和8年(2026年)2月12日〜3月23日(月)まで
提出方法
郵送のみ(3月23日 当日消印有効)
申請期間は約1か月ちょっと。
「よし、やるぞ!」と思ってからのスピード勝負になりやすいので、早めの準備がおすすめです。
意外な嬉しいポイント:すでに買った設備も対象になる可能性あり
そして、ここが見逃せないポイントがもう一つあります。
それは、この補助金は 条件に合えば令和7年(2025年)10月1日以降に購入・支払いまで済んでいる設備でも、後から対象にできる可能性があります。
「あ、去年の秋に改装しちゃった…」
「機械入れ替えたけど、補助金は間に合わなかった…」
そんな方でも、要件に合えば申請できるチャンスがあります。
まずは領収書・契約書・請求書など、証拠書類を一度見直してみてくださいね。
まとめ:香川県の事業者さんも、倉敷のやまもと事務所がサポートします!
ということで、今回は、香川県の「未来投資応援補助金」について解説しました。
今回のお話いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介した補助金は、対象者が幅広く、店舗の改装費にも使えて、しかも過去に購入したものも対象になるかもしれない……
本当に使い勝手の良い、太っ腹な補助金です。
「うちの設備投資(店舗改装)、対象になる?」
「事業計画書、どう書けば採択に近づく?」
「賃上げって、どんな書き方が安全?」
そんなときは、行政書士やまもと事務所へご相談ください。
倉敷に事務所がありますが、瀬戸大橋を渡れば香川県はすぐお隣。
コーヒーブレイクの合間にでも、お気軽にどうぞ。
一緒に、未来への投資を“補助金で賢く”成功させましょう!
行政書士やまもと事務所
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