【続報】デジタル化・AI導入補助金の事業スケジュールが発表されました

補助金

みなさん、こんにちは。
岡山県倉敷市の行政書士やまもと事務所の山本です。
本日は つい先日発表されたデジタル化・AI導入補助金の事業スケジュールについてご紹介します。

中小企業・個人事業主のみなさんのIT化を後押ししてきたIT導入補助金は、今年から「デジタル化・AI導入補助金」という名称に変わって実施されます。

「社内の業務をもう少し効率化したい」
「ITやAIを使って、人手不足をカバーしたい」

そう考えている事業者の方にとって、ぜひ検討したい補助金のひとつです。

一方で、

「いつから動けばいいのか」
「申請のタイミングはいつなのか」

といった点が分かりにくい、という声もよく耳にします。

そこで今回は、デジタル化・AI導入補助金の「事業スケジュール」に絞って、申請者の立場から分かりやすく整理していきます。

デジタル化・AI導入補助金とは

そもそも、デジタル化・AI導入補助金とは、どのような補助金なのでしょうか。
ここで簡単にご紹介します。

デジタル化・AI導入補助金は、

  • 会計・請求業務の効率化
  • 顧客管理・予約管理
  • 社内情報の共有
  • AIを活用した業務支援

など、日々の業務を効率化するITツールの導入を支援する補助金です。

昨年まで「IT導入補助金」として実施され、中小企業・個人事業主の方を中心に、とても人気の高かった補助金が、今年から 「デジタル化・AI導入補助金」 という名称に変わって実施されます。

制度の概要や対象経費、補助率など、基本的な内容については、前回の記事で詳しく解説しています。まだご覧になっていない方は、ぜひこちらもあわせてご確認ください。

事業スケジュールが発表されました

― この補助金は「一度きり」ではありません ―

そんなデジタル化・AI導入補助金の2026年度事業スケジュールが先日発表されました。

ここで、まず知っておいていただきたいのは、この補助金は「申請チャンスが一度きりではない」という点です。
IT導入補助金を申請したことがある方は、ご存じかもしれませんが、デジタル化・AI導入補助金は、申請の締切が複数回設けられています。

多くの補助金は、

  • 公募は年1回だけ
  • そのタイミングを逃すと、次は半年後や1年後

というケースが少なくありません。

一方、デジタル化・AI導入補助金は、1次〜4次まで、複数回の申請締切が設定されています。
(※本記事を執筆している 2026年1月25日時点 の情報です)

ちなみに今年(2026年)は、おおむね 5月以降、ほぼ毎月のペースで申請の機会があります。

そのため、

  • 今回は準備が間に合わなかった
  • 忙しくて見送ることになった

という場合でも、「次の締切回で申請する」という選択ができる補助金です。

「とにかく急がないといけない補助金」ではなく、自社の状況に合わせて申請タイミングを選べる補助金これが、デジタル化・AI導入補助金の大きな特徴です。

事業スケジュール(通常枠・インボイス枠・セキュリティ対策推進枠)

ここでは、補助金を申請する事業スケジュールを整理します。

デジタル化・AI導入補助金は、

  • 通常枠
  • インボイス枠(インボイス対応類型)
  • インボイス枠(電子取引類型)
  • セキュリティ対策推進枠
  • 複数者連携デジタル化・AI導入枠

5つの類型があります。

このうち、申請数が比較的少ない「複数者連携デジタル化・AI導入枠」を除くと、残りの

  • 通常枠
  • インボイス枠(2類型)
  • セキュリティ対策推進枠

については、すべて同じ事業スケジュールで申請が行われます。

ここでは、通常枠・インボイス枠・セキュリティ対策推進枠に共通する事業スケジュールをご紹介します。

申請回申請締切日交付決定日(予定)事業実施期間実績報告期限
1次締切2026年5月12日(火)17:002026年6月18日(木)交付決定日~2026年12月25日(金)2026年12月25日(金)
2次締切2026年6月15日(月)17:002026年7月23日(木)交付決定日~2027年1月29日(金)2027年1月29日(金)
3次締切2026年7月21日(火)17:002026年9月2日(水)交付決定日~2027年2月26日(金)2027年2月26日(金)
4次締切2026年8月24日(月)17:002026年10月8日(木)交付決定日~2027年3月31日(水)2027年3月31日(水)

上記の事業スケジュールを見ていただくと分かるとおり、申請締切から交付決定(採択・不採択の結果が出る)までの期間は、おおむね1か月〜2か月程度となっています。

これは、他の補助金と比べても、申請締切から結果が出るまでの期間が比較的短いという特徴があります。

そのため、仮に 1次締切で不採択となった場合でも、3次・4次の申請で再度チャレンジできる 点は、事業者にとって大きなメリットと言えるでしょう。

申請までにしておくべきこと

事業スケジュールが発表された今、申請者の方が進めておきたい準備は次の3つです。

① どんな業務を効率化したいかを整理する

デジタル化・AI導入補助金は、日々の業務を効率化するITツールの導入を支援する補助金です。

まずは、

  • 手作業が多い業務
  • 時間がかかっている業務
  • ITやAIで置き換えられそうな業務

を洗い出してみましょう。

「補助金を使うこと」よりも、業務をどう変えたいのかを先に考えることが大切です。

② 導入したい時期を決める

どんな業務を効率化するのか決まったら、次は導入したい時期を決めましょう。

  • 今年中に導入したい
  • 繁忙期が終わってから導入したい
  • 来年度から本格稼働させたい

この「導入したい時期」によって、選ぶべき申請回(1次〜4次)が変わります。

補助金は、早く出せば有利というものではありません。
無理なく事業を実施できる回を選ぶことがポイントです。

申請のタイミングと導入時期は別です

ここで、ひとつ注意点があります。

補助金における 「導入時期」 とは、事業実施期間(交付決定後に事業を行える期間) を指します。

例えば、
1次締切で申請し、交付決定を受けた場合、

  • 交付決定日:2026年6月18日
  • 事業実施期間:2026年6月18日 ~ 12月25日

この事業実施期間内に、ITツールの導入・設定・支払い等を行う必要があります。

申請の締切日(1次締切:5月12日)=導入開始日ではありません。

申請時期と実際の導入時期を混同しないよう、この点は特に注意しておきましょう。

③ 申請要件・加点項目を今のうちに押さえておく

効率化する業務が決まり、申請する時期の目安も見えてきたら、次は 申請要件や加点項目 をしっかり押さえておきましょう。

2026年の公募要領は、現時点ではまだ発表されていません。
ただし、2025年のIT導入補助金では、

  • SECURITY ACTION(★一つ星/★★二つ星)の宣言
  • 加点項目の取得

といった要件がありました。

SECURITY ACTION の宣言は、オンラインで完結し、費用もかかりません。
今のうちに対応しておいてもデメリットはありません。

また、デジタル化支援ポータルサイト「デジwith」からIT戦略マップを作成・取得するなど、今のうちに進められる準備もあります。

公募が始まってから慌てるのではなく、「いつでも申請できる状態」を作っておくことが、結果的に一番ラクな進め方です。

尚、SECURITY ACTIONの宣言については、別記事でご紹介してますので、よろしければ あわせてこちらもご参考ください。

さいごに(当事務所のご紹介)

ということで、今回は、デジタル化・AI導入補助金の「事業スケジュール」と、申請までにしておきべきことをお話しました。
今回のお話 いかがでしたでしょうか。

デジタル化・AI導入補助金は、比較的使いやすい補助金である一方、

  • スケジュール管理
  • 申請タイミングの判断
  • 導入内容の整理

といった部分で、悩まれる事業者の方も少なくありません。

当事務所では、

  • 補助金を使えるかどうかの整理
  • どの申請回が合っているかの確認
  • 導入内容の整理・言語化

といったサポートを行っています。

「まだ申請するか決めていない」
「まずは話を聞いてみたい」

そんな段階でも大丈夫です。

2026年、社内の業務効率化やIT化を進めたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。

行政書士やまもと事務所
🏠 岡山県倉敷市
🌐 https://tora-no-maki.com

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