第3回「中小企業省力化投資補助金」の採択結果から見える傾向

補助金

みなさん こんにちは。
岡山県倉敷市で補助金申請サポートを行なってます 行政書士の山本です。

先日、「中小企業省力化投資補助金(第3回)」の採択結果が公表されました。
この補助金は“省力化”という明確な目的を掲げており、多くの中小企業が生産性向上や業務効率化を狙って申請しています。

今回 採択結果を見ている中で、どのような事業名が採択されやすいのかを分析したところ、共通した傾向があることが分かりました。

今回は 次回以降で省力化投資補助金の申請を検討されている事業者の方に向けて、そのポイントを分かりやすく整理します。

中小企業省力化投資補助金とは

中小企業省力化投資補助金は、中小企業が省力化(=人手不足対策)につながる設備投資を行う際に活用できる補助金です。

対象となるのは、製造業だけでなく、建設業、運輸・倉庫、卸売・小売、サービス業など、幅広い業種。
人手不足解消や業務効率化、生産性向上を通じ、中小企業の持続可能な経営基盤を支えることにあります。

尚、補助対象となるのは、単なる消耗品ではなく、機械装置やロボット、IT/ソフトウェア、システム導入、設備設置費など、実質的に「人手を機械・システムで置き換える」「作業の自動化・省力化を図る」ための投資です。

第3回の結果

第3回の省力化投資補助金の採択結果は、申請数 2,775者に対して 採択件数 1,854者でした(採択率 約66.8%)

採択率は 約7割弱 と比較的高く、「しっかり要件を満たしていれば採択を狙える補助金」と言えます。

その一方で、事業名を見ると採択された案件には明確な共通点があります。
事業名の書き方ひとつで評価が大きく変わることがよく分かる結果でした。

事業名を分析すると明確な傾向がある

第3回の採択事業名を一覧で確認すると、ほとんどの事業名が次の3要素を必ず含んでいました。

① 導入する設備名(またはDXツール)

② 改善対象の工程

③ 期待される効果(省力化・自動化・効率化など)

つまり、事業名の段階で

“何を導入して、どの業務を、どのように改善するのか?”

が明確に書かれているものが多く、非常に“読み手に優しいタイトル構造”になっています。

採択されやすいキーワード

採択事業名に頻出したキーワードを分析したところ、次の5つが特に目立ちました。

1位:自動化

最も多く使われており、補助金の目的(省力化)と完全一致。

2位:省力化

ほぼすべての事業名に含まれるレベル。

3位:効率化

物流・事務・バックオフィス系で多用。

4位:生産性向上

製造業・建設業・加工業の定番ワード。

5位:工程改善(検査・出荷・曲げ・包装など)

工程名を具体的に記載するケースが非常に多い。

省力化を目的とした補助金なので、上位5つのキーワードはある意味“想定通り”です。
ただ、改めて事業名を眺めてみると、補助金の趣旨から外れない書き方がいかに重要かがよく分かります。

採択事業名に共通する“タイトルの型”

採択された事業名には、文章構造に明確な共通パターンがあります。

その型とは次のとおりです。

【A】設備導入 × 工程 × 効果(省力化・自動化)

例:

  • 「自動計量器導入による包装工程の省力化」
  • 「塗布ロボットシステム導入による生産工程の自動化」

【B】工程改善 × 効果(生産性向上・人手不足解消)

例:

  • 「出荷作業の効率化と標準化による生産性向上」
  • 「検査工程の省力化と品質向上」

【C】DXツール × 事務効率化

例:

  • 「AI-OCR導入による事務作業の省力化」
  • 「受発注在庫管理システム導入による業務DX化」

採択事業名を分析すると、導入設備 → 工程 → 効果の3要素がきれいにつながっており、補助金の目的である“省力化のストーリー”がタイトルだけで完結している点がとても印象的でした。

こういうタイトルは採択に近づく

今回の分析から見えた「採択されやすいタイトルの共通点」をまとめると、

✔ 導入設備が明確

✔ 工程名が具体的(抽象語を使わない)

✔ 効果が端的に記載されている

逆に、次のようなタイトルは採択されにくい傾向があります。

× 内容が抽象的
× 何をする補助事業か分からない
× 「業務改善」など、漠然とした表現のみ

次回申請に向けたアドバイス

事業計画名は次のような形にすると明確で伝わりやすいです。

「(導入設備/DXツール)+(対象工程)+(期待される効果)」

例:

  • 「自動梱包機導入による出荷作業の省力化と生産性向上」
  • 「AI-OCR導入による書類処理の効率化と人手不足解消」

もちろん、採択において一番大事なのは事業計画の中身です。
ただ、事業計画名の書き方にも傾向があるのは事実なので、次回申請の際に少しでも参考になれば幸いです。

行政書士やまもと事務所の補助金申請サポートについて

当事務所では、事業名の作成・設備整理・工程分析・申請書作成サポートまで幅広くお手伝いしています。

特に省力化投資補助金は、

  • 設備名の書き方
  • 工程の書き方
  • 省力化の説明方法

といった“文章設計”が採択を大きく左右します。

これから申請を検討されている方は、ぜひ一度ご相談ください。
事業内容を丁寧にヒアリングし、最適な申請内容をご提案いたします。

行政書士やまもと事務所
🏠 岡山県倉敷市
🌐 https://tora-no-maki.com

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