こんにちは、行政書士やまもと事務所の山本です。
今回はちょっと嬉しい出来事があったので、ご紹介させてください。
開業して間もない頃にいただいた、“はじめてのお仕事”。
そのお客様から、なんと3ヶ月ぶりにご連絡をいただきました。
「あのときのご相談が、こんなご縁になるなんて…!」
行政書士って書類をつくるだけの仕事じゃないんだなと、あらためて感じた出来事です。
そして最後には……予想もしてなかった新たな「ご依頼」まで(笑)
すべては一本の電話から始まりました
あれは、行政書士として開業して2週間ほどが経った平日の夕方。
事務所の電話が鳴り、受話器を取ると、ちょっと焦ったような女性の声。
「すみません、実はちょっと相談したいことがあるんですけど……」
お電話の主は50代の奥様。
お話を聞いていると、ある契約をしてしまって後悔している様子で、
「どうにかならないか」と、かなりお困りの様子でした。

正直、私も内心テンパっていました。
行政書士としての初めてのご相談。
どう対応すべきか分からず、「また改めてお電話します」と一度電話を切ってしまいました。
でも……やっぱり気になる。
数分後、もう一度お電話し直して、こう伝えました。
「今からそちらへ伺ってもよろしいでしょうか?」
気づけば、私はそのままご自宅へ向かっていました。
あのときのドキドキと夕焼けの風景は、今でもはっきり覚えています。
たった1枚の「解約合意書」をつくるために
ご相談内容は、「この契約をやめたい。でも、どうしたらいいか分からない」というものでした。
契約書を拝見すると、「解約」については一切書かれていません。
そこで私は
「相手方と“解約合意書”を交わして、円満に終わらせる方法はどうでしょう?」
とご提案。
ここまでは良かったんだけど、行政書士になって初めのお仕事のご相談。
その夜 私は眠れなくなりました(笑)
「どんな文言がベストなんだろう……」
「何を盛り込むべきか……」
結局、たった1枚の書類を作成するのに、5時間。
夜中ずっとパソコンに向かい、画面とにらめっこしていました。
翌朝、お客様にLINEで解約合意書の案とお見積もりを送ったところ――
「お願いします!!」
即レス即決!
えっ、もう!? と一気にテンパる私(笑)
でも嬉しかったですね。
「恩人です!」その言葉がすべてだった
後日、解約合意書が無事に相手方とも取り交わされ、
トラブルなく契約を解消できたとのご報告をいただきました。
そして、お客様からかけられた言葉が、今でも忘れられません。
「山本さん、本当に……恩人です!」
私がしたのは、たった1枚の書類をつくっただけ。
でも、その1枚が、お客様にとっては安心の証だったんだなと感じました。
行政書士は、弁護士のようにトラブルの仲介に入ることはできません。
けれど、法的な観点から文書を整えることで、トラブルの“火種”をおさめることはできます。
開業して最初のお仕事で、そのことを身をもって体験しました。
3ヶ月後に届いた、まさかのご連絡
そんなお客様から、先日ふいにご連絡がありました。
「家族で旅行に行ってきたんです。お土産をお渡ししたくて……」
すっかり解決したことだし、もう忘れられてるかもしれない……
そんな不安をよそに、久しぶりにお会いしたお客様は、
あのときのことを、昨日のことのように話してくれました。
「損しちゃった分、あれからめっちゃ働いたのよ〜。でも、もう取り返せたから大丈夫!」
そう笑う姿に、私もつい笑顔になりました。

そして、いただいたお土産よりも何よりも嬉しかったのは、
「あのとき山本さんに頼んでよかった」という言葉でした。
……ところが、最後に“新しいご依頼”が!?
さて、そろそろ帰ろうかというタイミングで、
お客様がぽつりと、こうおっしゃいました。
「実はもう一つお願いがあって……」
……おや?
「ウチの娘ももう20代後半なの。
そろそろ結婚して欲しいんだけど……
山本さん、誰か結婚相手、探してくれない?」
ええええぇぇぇぇーーーーー!!?
いや、それは行政書士の仕事じゃないですよね!?(笑)
でも、そんなことまでお願いされるようになったというのは、
きっと信頼していただけた証なのかなと、嬉しくもありました。
最後に
行政書士としての原点ともいえるこのお仕事。
たった1枚の書類が、人の人生を少し前に進めることがある。
そして、その先に思わぬ“ご縁”がつながることもある。
そんな経験を通じて、私はこの仕事の面白さ、奥深さを少しだけ知ることができました。
……なお、結婚相手探しの件については、
今のところ「受任」は見送らせていただいております(笑)
行政書士やまもと事務所
🏠 岡山県倉敷市
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