小規模事業者持続化補助金(一般型)の第18回締切が近づいています。
既に申請を済ませた方であれば、
「今回の申請、いけるかな…?」
「どんな事業が通りやすいんだろう?」
と気になる方も多いですよね?
先日、第17回の採択者一覧が公表されました。
今回は、この「第17回の採択結果」から、省力化補助金の傾向を読み解いてみます。
第17回の採択率
先ずは、第17回の申請件数と採択件数、採択率を見てみたいと思います。
結果はこんな感じでした。
| 項目 | 件数 |
|---|---|
| 申請件数 | 23,365件 |
| 採択件数 | 11,928件 |
| 採択率 | 約 51.1% |
例年どおり、約半数が採択されています。
「通りやすい補助金」と思われがちですが、実際は半分しか採択されません。
そう、計画の書き方で差がつく制度です。

今回は、AIに手伝ってもらいました
11,928件すべてを人力で読み込むのは、さすがに現実的ではありません。
そこで今回は、採択された事業名と内容をAIでテキスト解析し、業種や事業テーマごとの傾向を分類しました。
あくまで「ざっくり把握」ですが、第17回の方向性を掴んでみます。
業種ごとの採択割合(概算)
| 業種カテゴリ | 割合 | 傾向のポイント |
|---|---|---|
| EC・WEB販促 / SNS活用 | 約6% | EC導入 / SNS / 公式サイト刷新が多い |
| 製造・加工(設備導入) | 約6% | 内製化・品質安定・生産効率向上 |
| 自動車整備・板金塗装 | 約6% | リフト等の設備 + 新規顧客獲得の導線 |
| 美容サロン | 約5% | 新メニュー × SNS × 店舗導線改善 |
| 飲食店 | 約4% | キッチンカー / 冷凍商品 / テイクアウト強化 |
| 農業・一次産業 | 約2% | 商品加工やブランド化を伴うと評価高い |
| 観光・宿泊 | 約2% | 「体験価値」や地域連携が鍵 |
※分類はAI分析のため、ざっくりとした目安です。
AI分析なので、信憑性という面で少々怪しい部分はありますが、確かにECやWeb、SNSを活用する事業内容が多いように思いました。
反面、製造業は意外と少ない感じ。
そして個人的に「へぇ〜」と思ったのが、美容サロンでの採択。
美容サロンの経営者の方も補助金はちゃっとチェックしているんですね。
特に多かったテーマ
| テーマ | 内容例 |
|---|---|
| 販路開拓 | ECサイト、SNS活用、外観・看板の改善 |
| 高付加価値化 | 冷凍食品・新メニュー・地域素材商品 |
| 効率化・省力化 | 設備導入 / 作業動線改善 / 内製化 |
AIの分析では、
「売り方の転換」と「人手不足を見据えた効率化」
この2つが特に強く印象に残るとの回答でした。

最近のAIって分析力すごいね。。。
第17回から見える“採択されやすい計画”の特徴
採択された計画には、共通のストーリーがあります。
① 自社の強みがはっきりしている
② 誰に売るのか(顧客像)が明確
③ どのように知ってもらうか(集客導線)が示されている
④ なぜ売上が伸びるのか数字で説明できている
つまり、「売上が伸びる理由と筋道」が書かれているかどうかです。

では、第18回・第19回も同じ傾向が続く?
ここは、必ずしも“Yes”ではありません。
18回や 次回の19回で、「売り方の転換」と「人手不足を見据えた効率化」を軸に計画を立てても採択されない可能性も十分考えられます。
補助金は、次のような外部要因に影響されます。
- 物価高騰
- 人手不足
- 金利動向
- アメリカの追加関税など世界経済
- 地域経済の人口減少
例えば「人手不足」がより深刻というニュースが続けば、次回は 省力化や自動化の提案 がより評価される可能性もあります。
補助金の評価軸は、
“国が今どこに力を入れたいか”
で少しずつ変わるからです。
さいごに
第17回の結果はあくまで「ヒント」ですが、以下を押さえれば、どの回でも大きくブレません。
✔ 自社の強みを言語化する
✔ 誰に売るかをはっきりさせる
✔ 集客と購入までの導線を説明する
✔ 売上が伸びる理由を数字で示す
もし、
- なんとなく書類が散漫になる
- 強みがうまく言葉にならない
- 計画にストーリー性がない気がする
という場合は、一度ご相談ください。
計画は「書き方」で結果が変わります。
行政書士やまもと事務所
🏠 岡山県倉敷市
🌐 https://tora-no-maki.com



