みなさん、こんにちは。
岡山県倉敷市の行政書士やまもと事務所の山本です。
今回は、先日発表のあった第3回「小規模事業者持続化補助金(創業型)」についてお話をします。
岡山・倉敷で新しくお店をオープンされたオーナーの皆さま、まずは本当におめでとうございます。
オープンして数ヶ月。
「ようやく形になってきたな」と感じる一方で、こんな気持ちがふと頭をよぎることはありませんか?
「とりあえずオープンしたけれど、どうやってお客さんに知ってもらおう…」
「集客のために内装や設備を整えたいけど、正直、予算が厳しい…」

実は、そんな 創業して間もない方だからこそ使える“今だけ”の応援制度があります。
それが、小規模事業者持続化補助金(創業型) です。
この補助金は、「創業1年以内」という条件を満たす事業者だけが申請できる特別枠。
つまり、時間が経ってしまうと、もう使えなくなってしまいます。
だからこそ、
「知らなかった」「気づいたときには期限を過ぎていた」
そんな後悔はしてほしくありません。
今回は、創業間もない事業者さま向けに第3回 小規模事業者持続化補助金(創業型)について、できるだけやさしく、分かりやすく解説していきます。
そもそも「創業型」ってなに?
今回ご紹介するのは、小規模事業者持続化補助金〈創業型〉 です。
少し前に、小規模事業者持続化補助金〈通常型〉をご紹介しました。
実はこの2つ、補助金の名前はほぼ同じ なんですが、「誰が使えるか」「補助内容」に大きな違いがあります。
創業型は「創業したばかりの人」専用の補助金
創業型は、その名のとおり創業して間もない事業者だけが申請できる特別な補助金 です。
目的はとてもシンプルで、
地域の雇用や産業を支える「創業後まもない小規模事業者」を応援すること
つまり、「これから軌道に乗せていく段階」の事業者さんを国が後押ししてくれる制度、というイメージです。
創業1年以内だけの“限定チャンス”
創業型の最大の特徴は、使える期間がかなり短いこと。
具体的には、
- 公募締切時点からさかのぼって 過去1年以内
- 「特定創業支援等事業」の支援を受けて
- 開業(または法人設立)していること
この条件を満たす方だけが対象になります。
逆に言うと、創業から1年を超えてしまうと、もう申請できません。
まさに「今だけ」の補助金です。
最大200万円(条件次第で250万円)のインパクト
補助上限額は 最大200万円。
さらに、
- 免税事業者が
- インボイス発行事業者として登録する場合 など
一定の条件を満たすと、50万円が上乗せされ、最大250万円 になります。
創業間もない時期にとって、この金額はかなり大きいですよね。
補助率は2/3で自己負担を大幅軽減
補助率は 2/3。
つまり、
- 300万円の投資 → 自己負担は100万円
- 残り200万円は補助金でカバー
という形になります。
広告費や設備投資など、「本当はやりたいけど資金的に迷っていたこと」に思い切ってチャレンジしやすくなるのが、この補助金の魅力です。

第3回のスケジュール(重要!)
今回ご紹介している小規模事業者持続化補助金〈創業型〉 は、今回が 第3回目の公募 になります。
第3回のスケジュールは、以下のとおりです。
- 申請受付開始:2026年3月6日(金)
- 申請受付締切:2026年4月30日(木)17:00
- 採択発表予定:2026年7月頃
このブログを執筆しているのは 2月1日(日)。
申請受付開始まで、まだ 1か月以上 あります。
ここだけを見ると、「まだ先だし、もう少し後で考えようかな」と思ってしまいがちですよね。
でも、ここが一番大事なポイントです
この補助金、準備にかかる時間は決して短くありません。
- 事業計画書の作成
- 補助金を使って「何をするのか」の整理
- 見積書の取得
- 創業要件・特定創業支援等事業の確認
これらをすべて、申請締切(4月30日17:00)までに揃える必要があります。

特に創業間もない時期は、日々の営業や現場対応で手一杯になりがちです。
だからこそ、「まだ先」ではなく「今すぐ準備を始める」
これが、採択への一番の近道になります。
何に使えるの?(活用事例)
小規模事業者持続化補助金(創業型)は、使い道の幅がとても広い補助金 です。
しかも、創業して間もない事業者さんが「そろそろやりたいな…」と考えがちな内容に、ちょうどフィットするのが大きな特徴です。
創業後、こんなタイミングじゃありませんか?
お店をオープンして、最初の2〜3か月はとにかくバタバタ。
- 開店準備
- オペレーションの調整
- 目の前のお客さま対応
で精一杯だったと思います。
でも、数か月経って少し落ち着くと、こんなことを考え始める方が多いんですよね。
- そろそろ本格的に集客を始めたい
- 内装や設備、やっぱりここ直したいな…
- 広告を出したいけど、正直お金がきつい
まさに、その「今やりたいこと」 に使えるのが、この補助金です。
活用できる主な経費の例
代表的な活用例をいくつかご紹介します。
広報費
- チラシ・パンフレットの作成
- ポスティング
- 看板・のぼりの設置
- Google広告やSNS広告などのWEB広告
ウェブサイト関連費
- ホームページ制作
- ECサイトの構築
※ 補助金全体の 1/4まで、
※ 上限は 50万円 となります。
委託・外注費
- 店舗の改装工事
- トイレの洋式化
- バリアフリー化工事 など
機械装置等費
- 業務用オーブン
- 冷凍・冷蔵庫
- 最新の美容機器
- 作業効率を上げるための設備導入 など
飲食店や美容院などのオーナーさんにとって、「これ、まさに今やりたい…」と思えるものが多いのではないでしょうか。
ただし、何でもOKではありません
ここで注意したいのが、
- これは 補助対象経費になるのか?
- 対象外になってしまわないか?
- 実際、いくら補助金が出るのか?
といった点です。

同じように見える支出でも、補助対象になるもの/ならないもの が分かれるケースは少なくありません。
補助対象になるもの/ならないもの、そして補助額を簡単にシュミレーション出来るツールを作ってみたので、合わせて活用してみて下さい。
① これって対象?経費〇×チェック
② 補助金額シミュレーション
※ウェブサイト関連費の補助額は、補助金総額の1/4(最大50万円)が上限となります。
まずは何をすればいい?(アクション)
では、この補助金を活用するために、まず何から手を付ければいいのでしょうか?
あらためて申請スケジュールを確認すると、
- 申請受付開始:2026年3月6日(金)
- 申請受付締切:2026年4月30日(木)17:00
となっています。
ここだけを見ると、「じゃあ、3月になってから動けばいいよね?」と思ってしまいがちです。
結論:それでは間に合いません
この補助金、申請前に必ずクリアしておくべき“2つの壁” があります。
しかも、この2つ、どちらも 申請受付が始まってからでは遅い のがポイントです。
壁①「特定創業支援等事業」の支援を受ける
創業型を申請するためには、
- 認定市区町村(倉敷市など)が実施する
- 創業セミナーや個別相談等を受けて
- 「証明書」 を発行してもらう必要があります。
この証明書がないと、そもそも創業型として申請できません。
セミナーの開催時期や日程は自治体ごとに異なり、申込みから証明書発行まで意外と時間がかかるケースも多い です。
「あとでやろう」と思っているうちに間に合わなくなる、というのは本当によくあります。
まずは、市役所や商工会議所に早めに相談すること が大切です。
壁②「GビズIDプライム」を取得する
もう一つの壁が、GビズIDプライムアカウントの取得 です。
この補助金の申請は、電子申請のみ となっており、GビズIDプライムが必須になります。
- 申請はオンラインのみ
- 書類不備があると差し戻し
- アカウント発行に 数週間かかることも
「締切直前に申請しようと思ったら、IDが間に合わなかった」
これは、毎回本当によくある失敗です。
まだ取得していない方は、今すぐ利用登録を進めておく ことを強くおすすめします。

壁といっても、難しすぎるものではありません
「2つの壁」と聞くと、少し身構えてしまうかもしれませんが、
- 内容が難しすぎる
- 特別な知識が必要
というものではありません。
ただし、どちらも「時間がかかる」 という共通点があります。
だからこそ、申請受付が始まる前の今の時期から、一つずつ準備を進めておくことが大切です。
さいごに
ということで、今回は 創業間もない事業者さま向けに第3回 小規模事業者持続化補助金〈創業型〉について解説しました。
ここまで読んでみて、いかがでしたでしょうか。
「とりあえずオープンはできた。でも、ここからどう盛り上げていけばいいか悩んでいる…」
そんなオーナーさんにとって、この 創業型の持続化補助金は、とても心強い存在 になります。
広告・設備・店舗改修など、「本当は今やりたいけど、資金面で踏み出せない」その一歩を後押ししてくれる制度です。
一方で、補助金には
- 原則 後払い であること
- 申請には 審査がある こと
- 書類作成や要件確認に 注意点が多い こと
など、知っておくべきポイントも少なくありません。
「書類が難しそうで不安…」
「自分は本当に対象になるのかな?」
そんなときは、一人で抱え込まず、早めに相談すること が大切です。
当事務所では、
- 創業型の対象になるかの事前確認
- 補助金の活用内容の整理
- 申請に向けた準備や書類作成のサポート
などを通じて、岡山・倉敷で頑張る事業者さまの スタートダッシュ を全力でお手伝いしています。
「まだ相談するほどじゃないかも…」
そんな段階でも大丈夫です。
まずはお気軽にお声がけください。
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