みなさん こんにちは。
行政書士やまもと事務所の山本です。
本日は 日本全国各地にある商工会・商工会議所についてお話します。
先日、ある個人事業主の方から
「事業拡大に伴い、金融機関から融資を受けるための事業計画書を作りたい」
というご相談をいただきました。
ヒアリングをして、現状と将来の展望を一緒に整理している中で、私はこうお伝えしました。
「銀行に直接申し込むのも良いですが、まずは商工会議所に加入してみませんか?」
というのも、未加入の方にとって商工会・商工会議所は「会費がかかる付き合い」ではなく、融資(資金調達)と販路拡大の両方で、効いてくる“地域のブースター”だからです。
例えるなら、事業の“走り出し”に、無料に近いコーチが付く感じです(しかも地域密着)。

今回は、行政書士の視点から商工会・商工会議所への加入メリットについて やさしく(ちょい笑いも添えて)解説します。
商工会・商工会議所とは?(ざっくり分かる入門)
「名前は聞くけど、結局なにする所?」という方、多いです。
一言でいうと、地域の事業者を支え、地域経済を元気にするための公的な経済団体です。
中小企業や個人事業主にとっては、いわば経営の駆け込み寺みたいな存在。
商工会議所と商工会の違い
- 商工会議所:主に「市」エリア(例:倉敷商工会議所)
- 商工会:主に「町村」エリア(例:つくぼ商工会)
管轄で呼び名が分かれますが、受けられる支援はかなり似ています。
(つまり“どっちに入るか”で悩む前に、まず自分の所在地の管轄を確認、が早いです)

加入すべき3つの理由(融資と販路拡大で効く!)
ここからが本題です。
商工会や商工会議所と聞くと「付き合いで入るもの」と思われがちですが、実利が大きいメリットは次の3つです。
理由1:地元企業とのつながりができる(販路拡大・信用づくり)
ビジネス拡大でしんどいのが、だいたいこの2つです。
- 信用づくり
- 販路開拓(売り先探し)
商工会・商工会議所には地域の企業が多く加入しているので、次のような機会が生まれます。
- 交流会・部会活動:同業・異業種と知り合える
- ビジネスマッチング:紹介につながるケースも
- 青年部・女性部:同世代の経営者仲間ができる(悩み共有から案件が生まれることも)
ネット広告も強いですが、地域ビジネスでは「顔が見えるつながり」が強烈に効くことがあります。
地味だけど、効きます。
漢方みたいに。
理由2:「マル経融資」が使える可能性(資金調達の切り札)
融資を考える方に、特にお伝えしたいのがこれ。
商工会・商工会議所の経営指導を受けている小規模事業者は、マル経融資(小規模事業者経営改善資金)を利用できる可能性があります。
マル経融資の魅力は、代表的にこんな感じです。
- 無担保・無保証人(代表者保証が不要な場合も)
- 比較的低金利になりやすい
- 経営指導員の伴走がある(これが心強い!)
ただし、利用には一般的に一定期間(目安として6か月〜1年程度)の経営指導を受けていることなど要件があります。
だからこそ、融資が“今すぐ”じゃなくても、将来に備えて早めに加入して実績づくりを始めるのがおすすめです。
(いざ融資!のタイミングで加入しても、マル経が“即日発動”するわけではありません。
RPGで言うと、レベル上げしてないのにラスボスに挑む状態になりがちです。)
理由3:補助金申請が進めやすい(持続化補助金など)
たとえば人気の小規模事業者持続化補助金。
この申請では、商工会・商工会議所の確認書(事業支援計画書)が必要になるケースが多く、加入していると、日頃から相談しやすくなります。
また補助金は「採択されて終わり」ではなく、実施→報告(実績報告)までセット。
その間、地域の支援機関が伴走してくれるのは、かなり心強いです。
そして何より、補助金も融資も結局はここに戻ります。
“納得感のある事業計画書”があるかどうか。
商工会・商工会議所の支援は、ここを底上げしてくれます。

実は意外と費用は安い(しかも経費にできる)
と、ここまで商工会・商工会議所に加入するメリットをご紹介してきました。
ここまで読んでこう思われた事業者さんいませんか?
「会費、高いんじゃ…?」
そう思われがちですが、個人事業主の場合は目安として
- 月1,000円〜1,500円程度
- 年1〜2万円程度
というケースが一般的です。(※地域・規模で異なるので、正確には管轄へご確認ください)。
そして、この会費は通常、租税公課として経費計上できます。
月1,000円ちょっとで、経営相談・融資相談・専門家相談の窓口が増えるなら、かなり高コスパです。
(個人的には、コンビニの“ついで買い”を月2回減らしたら捻出できる金額…というのは内緒です。)
加入の流れ(ざっくり)と、融資を見据えたコツ
ということで、コストパフォーマンスの高い商工会・商工会議所ですが、加入は難しくありません。
一般的には以下の流れです。
- 自分の所在地が「商工会」か「商工会議所」か確認
- 加入申込書の提出(事業内容などを記入)
- 会費の案内・手続き
- 経営相談(必要に応じて)やセミナー参加へ
融資目的なら、最初からこう動くとスムーズ
- 「将来、融資(特にマル経融資)も検討している」ことを早めに伝える
- 月次の売上・経費など、数字の整理を始める
- 事業計画書のたたき台を用意して相談に行く
ここまで準備できると、相談が一気に前へ進みます。
まとめ:商工会・商工会議所は「入るだけで終わり」じゃない、使ってナンボ!
商工会・商工会議所への加入は、未加入の個人事業主にとって
- 販路拡大(地元ネットワーク)
- 資金調達(マル経融資の可能性)
- 補助金(持続化補助金などの申請導線)
という3点で、事業の成長スピードを上げる強い味方になります。
そして、商工会・商工会議所は「入会したら安心」ではなく、“相談して使い倒すほど得する施設”です。
会費の元を取る、というより“元が勝手に帰ってくる”感覚に近いかもしれません。
次の一歩、ここから一緒に整えませんか?
ということで、今回は 行政書士の視点から商工会・商工会議所への加入メリットについて解説してみました。
今回のお話 いかがでしたでしょうか。
もしあなたが今、
- 「商工会議所に入ってマル経融資を目指したいけど、最初の事業計画書が書けない」
- 「小規模事業者持続化補助金を狙いたい。商工会に持っていく前のベースを作りたい」
- 「販路拡大に合わせて、取引条件を明確にする契約書を整えたい」
- 「金融機関向けに、数字とストーリーが通った資料にしたい」
という状況なら、ぜひ行政書士やまもと事務所にご相談ください。
みなさんの事業拡大の「最初の一歩」を、現実的に・分かりやすくサポートします。
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