みなさん こんにちは。
岡山県倉敷市の行政書士やまもと事務所の山本です。
本日は 事業者さんにとって“居てもらえると超安心な軍師”についてのお話をします。
先日、補助金関係の情報をリサーチしていた時のこと。
ふと、ある企業のホームページに目が止まりました。
「あ、この会社、昔知ってる……!」
実は25年ほど前に、少しお付き合いのあった鉄工所さんでした。
25年前:正直、ボロボロ。周りからは「すぐ潰れる」扱い
当時のその会社は、失礼ながら「ボロボロの鉄工所」という言葉がしっくりくるような状態で、近隣の同業者からも「あんなところ、すぐに潰れるだろう」と噂されるほどでした。
社長さんは当時20代半ば。
若い頃はかなりやんちゃをしていたそうで、気合と根性はありそうでしたが、正直なところ「経営センス」があるようには見えませんでした。

(気合と根性だけで会社が伸びるなら、全国の部活はだいたい上場してますよね…と当時の私は心の中で思っていました。)
転機:見た目おとなしい“理系軍師”が入社した
しかし、その会社に転機が訪れます。
ある時、鉄工所の作業員としては少し異質な雰囲気を持つ方が従業員として加わったのです。
見た目は少しオタクっぽい大人しそうな方でしたが、この方がとんでもない「軍師」でした。

CADとプロッターで、現場の空気が変わる
彼は入社するなり、CADを駆使して図面を引き始めました。
さらに、当時としてはかなり高額だった大判のカッティングプロッター(図面出力機)の導入を進言し、実際に導入。
そこから綺麗な図面をどんどん出力し始めたのです。

すると、どうでしょう。
それまで閑散としていた工場に、目に見えて仕事が増え始めました。
はたから見ても「あ、流れが変わったな」と分かるレベルです。
工場移転→ホームページ開設→さらに移転:攻めの連鎖が止まらない
その後、工場は手狭になり移転。
移転後、その彼はホームページを作成しました。
「鉄工所にホームページなんて要るのか?」と多くの人が思っていた時代に、です。
結果はまたしても大成功。
仕事がじゃんじゃん入り、また工場を移転。

現在:従業員50人超、新工場、補助金も賢く活用
そして現在。
私が先日見つけたホームページには、立派な新工場の写真と、50名を超える従業員の姿がありました。
さらに、国の補助金なども賢く活用して、最新の設備投資も行っているようです。
「やんちゃな社長の行動力」と「理系参謀の緻密な戦略」。
この二つが噛み合った時、企業はこれほどまでに成長するのだと、まざまざと見せつけられた思いです。

現代の「軍師」をどこに求めるか?|社長の悩み別・相談先マップ
今の時代、この鉄工所のようにスーパーマンのような社員が都合よく入社してくることは稀です。
では、社長は一人で悩み続けなければならないのでしょうか?
個人的には、外部の専門家をもっと頼っていいと思います。
ポイントはシンプルで、こう整理すると迷いません。
- 方向性(何をやるべきか)を決める相談先
- 実行(どう進めるか)を進める相談先
- 手続き(書類・ルール)を固める相談先
この3段階で、「で、うちはどこを頼ればいい?」がハッキリします。
1)まず「方向性が分からない」なら:商工会・商工会議所/中小企業診断士
「売上を伸ばしたいけど、何から手を付けるべき?」
「新商品をやりたいけど、需要ある?」
「設備投資って、どの順番がいい?」
こういう“モヤモヤ段階”の整理には、地元の商工会・商工会議所が相談の入口として便利です。
もう少し踏み込んで、
- 強みの整理(強みを“売れる言葉”にする)
- 新規事業の設計
- 補助金向けの事業計画の磨き込み
までやるなら、中小企業診断士の先生が頼りになります。
ざっくり言うと
商工会・商工会議所=身近な相談窓口(最初の地図)
診断士=作戦を組む人(戦略担当)
というイメージです。
2)次に「お金・資金繰りが不安」なら:金融機関/税理士
「攻めたいけど資金が怖い」
この局面では、銀行・信用金庫などの金融機関への相談が現実的です。
融資だけでなく、設備投資の進め方も一緒に考えてくれることがあります。
また、数字面の強化(利益・税金・資金繰りの見える化)は税理士の先生が強い味方です。
補助金は“もらって終わり”ではなく、投資の結果を数字で回収していく話なので、ここが噛み合うと安定感が一段上がります。
3)そして「実行フェーズで詰まる」なら:行政書士(ここが弊所の役割です)
方向性が決まり、投資や新しい取引が動き出すと、社長の前に立ちはだかるのがこの壁です。
- 「補助金を使いたいけど、要件・書類が多すぎる」
- 「設備を入れるから、申請・契約・支払いの流れをミスりたくない」
- 「取引先が増えるから、契約書をちゃんとしておきたい」
- 「新しい事業を始めるけど、許認可が要るのか分からない」
ここで社長が全部抱えると、本業の時間が書類に溶けます。
(社長の時間って、溶けると取り戻せないんですよね。氷より厄介です。)
そこで、私たち行政書士が実務の段取りを整えます。

行政書士に頼めること(例)
- 補助金申請サポート(設備投資・資金調達の“武器”)
- 契約書作成・見直し(取引トラブルを防ぐ“盾”)
- 許認可申請(新事業スタートの“通行証”)
あの鉄工所の参謀が「プロッター導入」や「HP作成」といった具体的な武器を整えたように、私は
「契約書」という盾と、「補助金」という資金調達の武器を整えるお手伝いをします。
社長が「攻め」に集中できる環境を作るのが、私たち専門家の仕事です。
結局、うちはどこに相談したらいい?|3分セルフ診断
最後に、迷ったらこれでOKです。
- 何をやるべきか、まだ整理できていない
→ 商工会・商工会議所/中小企業診断士 - 資金繰り・融資・数字が怖い
→ 金融機関/税理士 - 補助金・契約書・許認可など“実行の書類”で止まっている
→ 行政書士(弊所へ)
「結局うちはどこに相談すればいいの?」という方向けに、質問に答えるだけで最適な相談先が分かる《3分診断シミュレーター》を用意しました。
是非活用してみて下さい。
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※医療の問診ではありません。経営課題の整理用です。
まとめ|成長のカギは「軍師」と「実務の整備」
ということで、本日は 「あそこはすぐ潰れる」と言われた鉄工所が、従業員50人の優良企業に化けたお話。
その裏には、行動力(社長)×戦略(軍師)×実行(仕組み)があるというお話をしました。
本日のお話 いかがでしたでしょうか。
現代では、その「軍師」や「仕組み」は外部の専門家と一緒に作れます。
「補助金を使って設備投資したい」
「契約書を整えて取引を安全に増やしたい」
「許認可を取って新しい事業を始めたい」
そんな時は、行政書士やまもと事務所へお気軽にご相談ください。
社長が攻めるための“足回り(書類・手続き)”を整えて、事業の前進を支えます。
(社長が攻める。書類は私が守る。いわば“書類の用心棒”です。)
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