【完成記事】事業継続力強化計画(BCP)を申請してみた|行政書士が体験談を詳しく解説

業務日誌

補助金の加点項目としてよく見かける「事業継続力強化計画(BCP)」。

このBCPの認定を受けていると加点される補助金が多く、以前から「実際にはどんな内容を書いて申請するのか?」と興味を持っていました。

そこで今回は、私自身が実際に事業継続力強化計画(BCP)を作成し、申請してみた体験談をまとめてみました。
BCPの内容が気になる方、これから申請してみたい方の参考になれば幸いです。

そもそも「事業継続力強化計画(BCP)」とは?

「事業継続力強化計画(BCP)」とは中小企業が災害・感染症・サイバー攻撃などのリスクに備えて事業を継続・早期復旧するための行動計画 のこと。

2019年に創設された中小企業向けの制度で、本格的な大企業向けBCPとは異なり、中小企業でも作りやすい“簡易BCP” といった位置づけです。

認定を受けることで、次のようなメリットがあります:

  • 主要補助金で 加点
  • 日本政策金融公庫などの 低利融資
  • 設備投資の 税制優遇(即時償却など)
  • 取引先・金融機関からの 信頼性向上
  • そして何より 自社の事業を守るためのリスク整理ができること

事業継続力強化計画(BCP)はどこから作る?

BCPの作成・申請は、以下の公式サイトから行います:

事業継続力強化計画 電子申請システム
https://www.keizokuryoku.go.jp/

【重要】申請には「GビズIDプライム」が必須

電子申請を行うには GビズIDプライム(またはメンバー) が必要です。

このGビズIDは取得には数日〜2週間かかるため、事前準備が必要。
未だGビズIDを取得されていない方は早めに取得しておきましょうね。

申請の流れはこんな感じ

  1. GビズIDでログイン
  2. 「新規申請」から計画作成を開始
  3. 必要項目を入力(途中保存OK)
  4. 申請 → 約45日で結果通知

システムの操作は難しくなく、基本はガイドに沿って入力するだけです。

GビズIDでログインしたら、いよいよ入力開始

GビズIDでログインすると、そのまま 事業継続力強化計画(BCP)入力画面に進みます。

入力項目は、

  • 事業概要
  • 想定する自然災害
  • 人・モノ・カネ・情報の被害想定
  • 初動対応
  • 今後の事前対策
  • 見直し・訓練の方針

一つ一つの項目はそこまで難しくありませんが、自社を深く見つめ直す良い機会になります。

私が今回BCPを作ろうと思った理由

今回私がBCPを作ろうと思ったのには、
大きく2つの理由があります。

① 補助金申請サポートをする立場として、内容を理解しておきたかった

補助金申請の現場では、BCP認定が“加点ポイント”として扱われるケースが非常に多いです。

サポートをする行政書士として、自分自身が一度作ってみて、内容を深く理解しておきたいという思いがありました。

② 事業主として、自分の事務所のBCP対策を見直したかった

私は一人事務所ですが、立派な事業主です。
地震・水害・停電など、自分の事務所が災害時にどうなるのかは、本来しっかり考えておくべきテーマ。

さらに、当事務所がある倉敷市は、2018年の 西日本豪雨で甚大な水害被害を受けた地域 です。

当時は幸い事務所周辺に直接的な被害はありませんでしたが、
「災害はいつどこで起きるかわからない」
という現実を改めて認識しました。

BCPを作成したのは、自分の事務所を守るためのタイミングだったというのが大きな理由です。

実際に作成してみて気づいたこと

一番の気づきは、ハザードマップを見るだけでも多くの発見がある という点でした。

当事務所は2階にあるため、水害リスクは低いと思い込んでいましたが、実際に地図で確認すると 3〜5m浸水可能性地域 に位置していました。

「近くに河川がないから安心」
という考えがいかに危ういかを知る、良い機会になりました。

また、

  • 人の安全確保
  • パソコン・書類・通信手段の喪失
  • クラウドにアクセスできないリスク
  • 行政書士として地域支援ができなくなる点

など、普段あまり考えない部分まで深く掘り下げることができました。
これって日常の業務ではなかなか考えないこと。
BCP対策を考える中で、現状に対しての課題を浮き彫りにさせてくれます。

実際に申請してみた感想

実際に申請してみたところ、すでにBCP対策をある程度考えている企業さんであれば、1日で申請できる と感じました。

ただ、個人的には「加点目的で急いで形だけ作る」のは少しもったいない と思っています。

BCPは本来、自社を守るための大切な計画 です。

せっかくの機会なので、

  • 自社のリスク
  • 守るべき重要資産
  • 災害時の優先順位
  • 復旧までの流れ

こうした部分をじっくり考え、自社に合ったBCPを策定していくことをおすすめします。

当事務所ではBCP(事業継続力強化計画)の申請サポートも行っています

行政書士やまもと事務所では、通常の補助金申請サポートや契約書作成に加えて、今回ご紹介した事業継続力強化計画(BCP)の策定・申請サポート も承っています。

  • 補助金の加点として活用したい
  • 自社のリスクを整理しておきたい
  • 初めてで何から書けばいいかわからない

こういった事業者さまにも、ヒアリングを通じて一緒に計画を作り、大切な事業の“備え”を形にします。

倉敷市・岡山市周辺はもちろん、全国からオンライン相談も可能です。

お気軽にお問い合わせください。

行政書士やまもと事務所
🏠 岡山県倉敷市
🌐 https://tora-no-maki.com

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