補助金の電子申請、便利なはずが…“代理申請できない問題”で2時間ロスした話

補助金

みなさん、こんにちは。
岡山県倉敷市の行政書士やまもと事務所の山本です。
本日は 補助金の電子申請にまつわる ちょっとした愚痴話をします。

最近、補助金の申請は電子化が進み、Jグランツを使うケースが増えています。

書類を印刷して郵送する必要もなく、データを添付して「ポチッ」と送信すれば完了。
早朝でも深夜でも申請できるので、かなり便利です。

「これはもう完全に時代来たな」

と思っていたんですが…

…甘かったです。

朝5時に起きた“想定外”

先日、倉敷市内の企業様より、とある補助金の申請サポートをご依頼いただきました。

数回のお打ち合わせを重ね、申請に必要な書類もすべて準備完了。
あとは、申請書類データをJグランツにアップロードするだけという状態。

「よし、朝5時からサクッと終わらせよう」
そう思い、コーヒー片手にパソコンを開きました。

そして、いざ申請しようとしたところ…
あれ?補助金が出てこない。

検索しても出てこない。
リロードしても出てこない。

「いやいや、そんなはずないでしょ」と思いながら何度も確認。

…ここで嫌な予感がして、補助金のチラシをチェックしてみたところ…

原因は「代理申請不可」という落とし穴

そこに書かれていたのは、以下の言葉。

「本補助金は代理申請不可です」

えぇぇぇぇーー!!

実は、GビズIDには代理申請の機能があります。
依頼者が「この人に任せる」と設定すれば、専門家が代理で申請できる便利な仕組みです。

Jグランツでもこの代理申請という機能は使えます。
が、問題は…
代理申請できる補助金がかなり少ないこと。

体感としては、「代理申請出来る補助金なんてほとんど無いじゃん!」というレベルです。

10分の作業のために2時間かける現実

代理申請ができない以上、どうするか?
補助金の申請締切日は3日後に迫っていて、時間はもうありません。

となれば、選択肢は一つ。
依頼者の会社へ訪問するしかありません。

ということで急遽連絡し、訪問。
パソコンをお借りして申請。

そして結果は…

  • 作業時間:約10分
  • 移動時間:往復約2時間

……いや、これオンラインでよくないですか?(笑)

この対応で、午後の打ち合わせは延期。
「便利なはずの電子申請とは一体…」と朝から軽く哲学モードに入りました。

実はよくある話です(対策あり)

今回のケースは決して珍しくありません。

補助金申請を検討されている方は、次の点を事前に確認しておくことが重要です。

  • その補助金は代理申請が可能か
  • 誰が実際に操作するのか
  • 申請作業の時間を確保できるか

電子申請は確かに便利ですが、制度によっては手間が増えるケースもあります。

実際、Jグランツでは昨年末から認証方法が変更され、従来のSMS認証は廃止。
現在は「GビズIDアプリ認証」または「メールワンタイムパスワード認証」のいずれかが必要になってます。

特にパソコンの操作に不慣れな方であれば、「二要素認証ってなにそれ?」という状態になりがちで、ここで手が止まってしまうケースも少なくありません。

「電子申請だから楽」ではなく、実際にどこまでスムーズに進められるのか。

ここまで含めて準備しておくことが大切です。

まとめ|“ポチッと申請”が“2時間ドライブ”になることも

数分で終わる作業が、数時間かかることもある

これが補助金申請のリアル。
いや、いろんな意味で今回良い勉強になりました。

当事務所では、こうした制度のクセも踏まえながら申請サポートを行っています。

「この補助金、代理申請できる?」といった段階からでもお気軽にご相談ください。

行政書士やまもと事務所
🏠 岡山県倉敷市
🌐 https://tora-no-maki.com

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