タンスの肥やしになっていたマイナンバーカードに行政書士証を入れてみました

業務日誌

みなさん、こんにちは。
岡山県倉敷市の行政書士やまもと事務所の山本です。
今回は マイナンバーカードと国家資格についてお話しします。

マイナンバーカード、皆さん使っていますか?

最近では健康保険証として使えるようになり、少しずつ利用する場面が増えてきました。
とはいえ、私の場合は正直なところ、「保険証として使うくらいかな……」という感じです。

せっかく作ったマイナンバーカード。
このままでは、財布の中の“デジタル界のタンスの肥やし”になってしまう。

そんなことを思いながらマイナポータルを見ていたところ、ふと気になる項目を見つけました。

それが、「証明書」 です。

マイナポータルには証明書を登録できる

マイナポータルでは、マイナンバーカードに関する情報だけでなく、さまざまな証明書情報を確認・登録できるようになっています。

このブログ記事を書いている2025年5月時点では、例えば こういった情報を登録することができます。

  • 健康保険証
  • 運転免許
  • パスポート
  • 戸籍関係
  • 国家資格

ここで注目してほしいのが「国家資格」

オンライン・デジタル化により、マイナポータル上で国家資格の情報を参照したり、デジタル資格者証を取得できる仕組みが現在 進められています。
行政書士についても、手続が可能な資格の一つなんです。

行政書士も国家資格として登録できる?

マイナポータルを見ていると、行政書士資格も追加できる項目がありました。
そこで思ったわけです。

「じゃあ行政書士資格を登録しちゃおうかな?」

ということで、実際にやってみました。

検索キーワードでいうと、まさに「マイナンバーカード 行政書士証」の世界です。

マイナポータルで行政書士の資格を追加してみた

手続きの流れ

国家資格の初期設定はおおむね次の流れで行います。

  1. マイナポータルにログインする
  2. 「さがす」から「国家資格」または「証明書」を選ぶ
  3. 「国家資格の登録・各種申請」から「資格を追加する」を選ぶ
  4. 登録したい国家資格を選択し、画面の案内に従って操作する

マイナポータル上で国家資格情報を連携する初期設定を行うことで、資格に関する申請やデジタル資格者証の取得が可能になります。

実際に登録してみた結果

実際に登録してみると、マイナポータル上に「行政書士」と表示されました。

画面上で自分の行政書士資格が確認できると、少し感動します。

「おお、俺のマイナンバーカード、ついに行政書士っぽい仕事を始めたな」

という気持ちになります。
カード本人は何もしゃべりませんが、少し誇らしげに見えたような、見えなかったような。

なお、取得したデジタル資格者証には、資格名称、氏名、登録番号、登録年月日、事務所名称、事務所所在地などが表示されます。

デジタル資格者証があれば行政書士証票は不要?

ここで大事な注意点です。
マイナンバーカードに行政書士資格を登録できたからといって、行政書士として活動する際に行政書士証票が不要になるわけではありません。

行政書士には、いわば行政書士版の運転免許証のような 行政書士証票 があります。

これは行政書士として業務を行ううえで、引き続き重要なものです。
つまり、「マイナンバーカードに入れたから、行政書士証票は家でお留守番」とはなりません。

行政書士証票さん、まだまだ現役です。
ベテラン選手です。

単位会の会員証も必要です

さらに、行政書士証票とは別に、所属する単位会の会員証もあります。
(先ほどの行政書士証票の上部にあったオレンジ色のカード)

私の場合は、岡山県倉敷市で行政書士事務所を開業しており、岡山県行政書士会に所属しています。
そのため、岡山県行政書士会の会員証も持っています。

たとえば、職務上請求書を購入するために単位会の事務所へ行った場合、マイナポータルの行政書士資格画面を見せたとしても、それだけで購入できるわけではありません。
必要なのは、やはり会員証です。

スマホを差し出して、「ほら、マイナポータルに行政書士って出ています!」と言ってもーーー
「お気持ちは分かりますが、会員証をお願いします」となる可能性が高いです。

デジタル化は進んでいますが、現場のルールも大切です。

デジタル資格者証は何に使えるの?

資格情報の確認には便利

デジタル資格者証は、自分の資格情報を確認するには便利です。
登録番号や登録年月日などを確認したいときに、マイナポータル上で見られるのはありがたいところです。

紙の書類やカードを探して、「あれ、どこに置いたっけ?」と引き出しを開け閉めする時間が減るかもしれません。

将来的な活用に期待

デジタル資格者証には、二次元コードを使って資格の有効性や真正性を確認できる仕組みもあります。
つまり、今後は行政手続や民間サービスなどで、国家資格の確認がよりスムーズになる可能性があります。

将来的には、「行政書士であることの確認はマイナンバーカードで」という時代が来るかもしれません。

ただ、現時点ではまだ発展途中という印象です。

マイナンバーカードと行政書士証の今後

マイナンバーカードは、健康保険証としての利用だけでなく、運転免許証や国家資格との連携など、少しずつ使い道が広がっています。
今回、実際に行政書士の資格をマイナポータルに登録してみて、デジタル化の流れを身近に感じました。

ただし、現時点では、行政書士証票は引き続き必要ですし、単位会の会員証も必要。
そしてマイナポータルの資格表示だけで全てが完結するわけではないという点には注意が必要です。

マイナンバーカードに行政書士証を入れたからといって、急に万能カードになるわけではありません。

まだ「できることが増えてきたカード」という感じです。
例えるなら、レベルアップ途中の勇者です。
剣は持った。盾も持った。
でも、まだ王様から「証票も持って行きなさい」と言われる段階です。

まとめ|マイナンバーカードに行政書士証を登録してみる価値はある

ということで 今回は、タンスの肥やしになりかけていたマイナンバーカードに、行政書士の国家資格を登録してみたお話をしました。
今回のお話 いかがでしたでしょうか。

実際に登録してみると、マイナポータル上で行政書士資格が確認でき、デジタル資格者証も取得できました。
ただし、行政書士として業務を行う際には、行政書士証票や所属単位会の会員証が引き続き必要です。

そのため、現時点では「これで全部OK」ではなく、「将来に向けた便利機能の第一歩」と考えるのがよさそうです。

マイナンバーカードの利用方法は、今後さらに広がっていくと思われます。
倉敷市や岡山県内で行政手続、許認可申請、相続、遺言、法人設立などについてお困りの方は、行政書士やまもと事務所までお気軽にご相談ください。

行政書士やまもと事務所
🏠 岡山県倉敷市
🌐 https://tora-no-maki.com

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