こんにちはー、ポンコツ行政書士の山本です。
本日は、またまたやらかしてしまったポンコツ武勇伝をご紹介します。
といっても、業務でやらかしてしまったお話ではございません!
業務は命懸けてやってますので、やらかしはありません(たぶん)
今回のポンコツ武勇伝は、“2つのやらかし”によって申請取次の届出が1ヶ月遅れてしまったというお話です。
申請取次ってなに?
「申請取次(しんせいとりつぎ)」とは、
外国人の方が入管(=出入国在留管理局)に提出しなければならない書類を、本人の代わりに提出できる制度のことです。
通常、外国人の方が「在留資格の更新」や「就労ビザの申請」などをする場合、入管に自分で出向いて書類を出す必要があります。
でも、
・言葉の壁がある
・仕事が忙しい
・書類の不備が心配
…といった理由で、入管に行くのが大変なケースも少なくありません。
そこで役立つのがこの「申請取次制度」。
行政書士が国の定めた研修を受けて、届出をするとご本人に代わって申請書類を提出できるようになる、という仕組みです。

つまり、
「入管に行かなくてOK」
「プロが内容をチェックしてくれる」
というメリットがある、心強い制度なんです。
今、労働力不足を補うべく、日本には多くの外国人の方が就業などで日本に滞在してますよね。
当事務所のある倉敷市でも、多くの外国人の方を見かけるようになり、今後さらに増えるものと思います。
そんなビジネスチャンスのウェーブに乗らねば!
ということで、当事務所でも申請取次行政書士になるべく、今回、申請取次の届出をした次第でした。
【やらかし①】署名し忘れてました(おい)
7月某日。
私はついに、念願だった「申請取次行政書士」となるための研修を修了!
必要書類も揃え、手数料も支払い、あとは行政書士会に提出するだけ。
「よしっ、準備完了!」
と鼻歌まじりに書類一式をレターパックに入れて投函したその数日後…
行政書士会からの電話
「山本先生、お疲れ様です。届出の件ですが……署名が抜けております」
………
…………
ウソだろ俺。
完璧に仕上げたつもりの書類に、まさかの「サイン漏れ」
しかも、1枚だけ。
たった1枚だけ!!
悔しすぎて、グローブを自分自身に投げつけた気分になりました。
【やらかし②】予定が…あると思ったら、なかった
肝心の署名を忘れる。
そんな超大事なことを忘れ、超悔しがっている私に 行政書士会の方はとても丁寧にこう言ってくれました。
「もし明日(7月25日)中にご署名いただければ、7月分で届出できます」
行政書士会から電話があったのは7月24日。
実は申請取次の届出は毎月締め日が決まっており、毎月25日が締め日なんだとか。
つまり、25日までに書類に署名をしないと7月の届出に間に合わないんです。
ただ、私 25日は予定が入ってたんですよね。。。
私:「あー、申し訳ありません。明日は予定がありまして…行けそうにありません」
先に入っていた予定をキャンセルすることは出来ないので、「仕方ないか」と諦めたんですが…
ところがどっこい。
――翌日、ふとスケジュール帳を開いた私。
「……え?この予定、来週やん」
……もう、白目剥きました。
「“今週”と“来週”を取り違える」って、人生のなかで何回目だよと自問自答。
ポンコツ、ここに極まれりです。

【結果】はい、8月分に持ち越しです
こうして、
・署名忘れ
・予定の勘違い(というか幻)
この2大やらかしコンボにより、
申請取次の届出は7月には間に合わず、8月へと持ち越しとなりました。
なお、行政書士会の方は
「また来月、お待ちしておりますね😊」
と、やさしく対応してくださいました…
【教訓】署名とスケジュール管理、なめてはいけない
今回の教訓をまとめると…
・書類は、署名欄こそ念入りにチェックせよ!
・予定は“覚えてるつもり”じゃダメ。手帳で確認すべし!
・人はうっかりで1ヶ月ロスする生き物である
特に申請取次の届出は毎月25日締め。
たった1日の差が、1ヶ月の遅れに直結しますので、みなさんもお気をつけくださいね!
【おわりに】それでも私は元気です
ということで、今回は、“2つのやらかし”によって申請取次の届出が1ヶ月遅れてしまった私のポンコツ話をご紹介しました。
今回のお話 いかがでしたでしょうか。
今回の話、1日早ければ、ちゃんとスケジュール表を確認していたら こんなことにはならなかったのですが…
落ち込んでも仕方ないので、笑い飛ばすことにしました。
ポンコツでも、ちゃんと反省して、次こそ間違えずにやりきります!(フラグじゃない)
次回は、ピンクカードを手にした嬉し涙エピソードをお届けできるよう頑張りますので、
これからもどうぞよろしくお願いします🙇♂️
行政書士やまもと事務所
🏠 岡山県倉敷市
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