こんにちは。行政書士やまもと事務所の山本です。
最近よくこんなご相談をいただきます。
「個人事業としてやってきたけど、そろそろ法人にしようかと…」
「サラリーマンを辞めて独立する予定なんですが、会社ってどう作るんですか?」
「法人化って、何をいつまでにどうすればいいのか正直よく分からなくて…」
本日はそんな「法人ってよく分かってないけど気になっている」あなたに向けて、
法人化のざっくりとした流れと、行政書士がどこでどう関われるのかを、わかりやすくご紹介したいと思います。
法人化って、ざっくり言うとこんな流れです
株式会社を設立する場合を例に、ざっくり流れを見てみましょう。
- 会社の基本事項を決める
(商号・本店・目的・資本金・役員など) - 定款を作成し、公証役場で認証してもらう
- 登記書類を作成し、法務局に提出(設立登記)
- 設立後の税務・労務などの届け出を行う
ここまで聞いて、
会社の名前(商号)や所在地(本店)、目的、資本金は分かるけど、
定款って何よ?登記書類って何よ?
法務局なんて行ったこともなければ、そもそもどこにあるかも知らん。
税金とか労務とか……
無理ぃぃぃ!!!
と思われた方、正直に言って、めちゃくちゃ多いです。

そんな「わけが分からん!」状態の方をサポートするのが、
我々士業(行政書士・司法書士・税理士・社労士)なんです。
行政書士ができること(ここ、お任せください)
さぁこれから会社を作るぞ!
そんな時に我々行政書士がお手伝い出来ることはこんなことがあります。
- 会社の基本事項の相談・整理
- 定款の作成(電子定款も対応可)
- 公証役場とのやりとり&認証のサポート
- 設立後に必要な許認可(古物商・建設業など)の申請支援
行政書士ができないこと(他士業の分野)
会社を設立するにあたって必要になる各種申請や届出。
全てが行政書士で出来る訳ではありません。
以下は行政書士では出来ないんですよね。
- 登記申請 → 司法書士の仕事です
- 税務の届出や会計相談 → 税理士の仕事です
- 社会保険の加入手続きなど → 社会保険労務士の仕事です
「え、じゃあ結局全部任せられないなら意味なくない?」って思ったあなたへ
ここまで読んでこう思った方いませんか?
「だったら最初から司法書士さんとか税理士さんに頼めばいいやん!」
──その気持ち、めっちゃ分かります(笑)
でも実はどの士業にも「できること・できないこと」があります。
- 司法書士さんは登記はできますが、定款の作成はできません
- 税理士さんは税務のプロですが、登記も定款もできません
- 社労士さんは労務管理のプロですが、設立登記はできません
つまり、1人で全部できる士業は存在しないんです。
* 世の中には税理士・司法書士・行政書士・社会保険労務士を兼務するスーパー先生がごく稀にいますが…
じゃあ、どうすればいいの?
答えはシンプルです。
必要な士業と連携してくれる“ワンストップ型”の窓口に相談すること!
当事務所では、
定款の作成・認証は行政書士である私が対応し、
登記は提携の司法書士、
税務は提携の税理士、
必要に応じて社労士とも連携しています。
なので「法人化って何すればいいの?」という段階から、まるごと安心してご相談いただけます。
ただし!全部お任せだとそれなりに費用はかかります…
「じゃあもう全部お任せで!あとはよろしく!」
というスタイルもOKです。
でも、当然ながらその分、報酬はそれなりにお高くなります。
個人的には全てお任せの丸投げはオススメしていません。
「できるところはご自身で、分からないところだけ手伝ってほしい」
というスタイルをおすすめしています。
「ここまでは自分でやってみたけど、ここから分からない…」という段階でもご相談OKです。
柔軟に対応しますので、まずは気軽にご連絡ください。
「法人」ってひとことで言っても、実はいろいろあるんです
「法人化したいです」とご相談いただくことも多いのですが、
「法人って、株式会社のことですよね?」と聞かれることがほとんどです。
実は、法人にもいろんな種類があります。
- 株式会社(一番メジャー。信用力◎)
- 合同会社(LLC)(設立コスト低め、柔軟に運営できる)
- 一般社団法人(営利を目的としないがビジネス活動OK)
- NPO法人(社会的な活動に特化した非営利法人)
それぞれメリット・デメリットがあり、
「どれが向いているか」はやりたいことや事業内容によって変わってきます。
このあたりも、行政書士として一緒に考えていくことができますよ。
さいごに:誰に相談したらいいか分からない方こそ、お気軽にどうぞ
行政書士って聞くと、こんなイメージありませんか?
「堅そう」「怖そう」「相談しづらそう」…
こんなこと書くと叱られますが、大先輩の行政書士の先生の中には、ごく一部にはそういう方もいます。
ただ、それもごくごく一部。
少なくとも私はガチガチの堅物タイプではありません
どちらかと言えばゆるゆるタイプです(笑)
「ちょっと聞いてみたいだけなんだけど…」
「自分でできるところはやるので、必要な部分だけ手伝ってほしい」
そんなお気持ちでも、全然OKです。
法人化に向けて不安なことがある方は、
ぜひお気軽にご相談くださいね。
【行政書士やまもと事務所】
🏢 岡山県倉敷市
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