はじめに
「女性が活躍できる会社にしたいけど、何から始めればいいのか分からない…」
そんな中小企業・個人事業主の皆さんに朗報です。
岡山県では、女性が働きやすい職場環境整備に最大200万円の補助金が出る「女性活躍推進等就業環境整備支援事業」がスタートしました!
この記事では、現役行政書士がこの補助金の概要から具体的な活用事例、申請のポイント、
そして行政書士としてお手伝いできることまで分かりやすく解説します。
そもそも「女性活躍推進等就業環境整備支援事業」って何?
岡山県が中小企業や個人事業主向けに、女性の就業継続や職域拡大を目的とした職場環境づくりを支援する補助金制度です。
例えば――
「女性専用のトイレや更衣室を作りたい」
「休憩室を充実させたい」
「育児・介護と両立しやすいように社内設備を整えたい」
こういった“女性社員が働きやすくなる環境”を整備する際、その経費の2/3(最大200万円)まで補助してもらえます。
この補助金の主なポイント
- 対象者:岡山県内の中小企業・個人事業主
- 補助内容:女性が働きやすい職場環境づくりにかかる設備・備品の導入や改修費用
- 補助率/上限額:2/3以内、上限200万円、下限30万円
- 申請期間:2025年5月26日(月)~6月20日(金)
※先着順/予算額に達し次第終了 - 申請窓口:岡山県中小企業団体中央会(公式ページこちら)
具体的にはどんなことが補助対象?
実際に「どんな設備・改修が補助対象になるの?」というのが気になるポイントですよね。
主な例はこんな感じです。
- 女性専用トイレの新設・改修
- 更衣室やシャワー室の設置・拡充
- 女性向け休憩室の新設・備品購入
- 育児や介護と両立しやすくするための施設整備
- 上記以外でも「女性が働きやすくなる」職場環境整備で知事が認めるもの
※注意:従業員以外も使用する設備や、建物賃貸借契約による借主以外の改修は対象外です。
申請に必須!「一般事業主行動計画」とは?
この補助金の申請で絶対に必要なのが、女性活躍推進法に基づく「一般事業主行動計画」の策定と公表です。
一般事業主行動計画って何?
ざっくり言うと、「うちは女性が働きやすい職場にします!」という会社の目標と、そのための具体策を宣言する文書です。
義務かどうかは会社の規模によりますが、補助金の申請には会社の規模問わず必要です。
計画の具体例(サンプル)
- 計画期間:2025年4月1日~2027年3月31日
- 目標:女性管理職比率を10%から15%へアップ/育児休業取得率を100%に
- 取組:
- 2025年4月~:キャリアアップ研修の実施
- 2025年6月~:女性の応募を増やす求人内容の見直し
- 2025年8月~:育児休業取得の推進
公表方法とお役立ちリンク
- 自社ホームページ等で公開、または厚生労働省の「女性の活躍推進企業データベース」に登録
https://positive-ryouritsu.mhlw.go.jp/positivedb/
どんな内容を書けばいいの?
「どんな計画を立てればいい?」
「うちの業種だとどんな目標が妥当?」
と悩む方も多いと思いますが、
厚生労働省の公式サイトには、行動計画のサンプルや記載例が掲載されています。
実際の雛形や例文を参考にしながら、自社に合った目標や取組みを決めていくことができます。
「自社にピッタリな計画がわからない」
「雛形をアレンジしたい」
など、お気軽にご相談ください!
申請の流れと注意点
- 自社の現状把握と課題分析
- 行動計画の策定・公表
- 申請書類・必要資料の準備
- 岡山県中小企業団体中央会へオンライン申請(先着順!)
- 審査・交付決定/工事・設備導入後、実績報告書の提出
ポイント:
- 申請は「先着順」で予算が尽きたら締め切りなので、早めの行動がカギです。
- 書類の不備が多いと、申請が通りにくくなります。
- 交付決定が降りるまでは発注・納品はNG。
行政書士によるサポートもOK!
- 「行動計画の策定から、申請書類作成・提出まで、まるっとサポートします!」
- 「初めての補助金申請で不安…という方も、お気軽にご相談ください」
- LINEやメールフォームからもお問合せ可能です!
まとめ・お問い合わせ
女性が働きやすい職場づくりは、従業員満足度UPだけでなく、採用力や企業イメージの向上にもつながります。
このチャンスを活かして、会社の未来をもっと明るくしませんか?
行政書士やまもと事務所
🏠 岡山県倉敷市
🌐 https://tora-no-maki.com


