倉敷の行政書士が教える、地域密着で役立つ法務サポートとは?

業務日誌

こんにちは。
行政書士やまもと事務所の山本です。

2025年4月に行政書士として開業し、岡山県倉敷市で活動を始めてから、あっという間に2ヶ月が経過しました。

「行政書士って何をしてくれるの?」

開業当初はそんなお声も多かったのですが、最近ではありがたいことに、倉敷市内や周辺地域の方々から、少しずつご相談やご依頼をいただけるようになってきました。

本日は そんな日々の中で感じた、「地域密着でこそ行政書士が役立てること」について、実例も交えながらご紹介してみたいと思います。

行政書士って何をしてくれる人?

「法律相談は弁護士にするものでしょ?」
というイメージをお持ちの方も多いかと思います。

確かに、法的なトラブル交渉訴訟などは弁護士の専門分野です。
ですが、行政書士はその“手前の段階”――
つまり、「契約書を整える」「行政手続きの書類を作成する」「通知文書を出す」など、予防的・事務的なサポートを行う専門家なんです。

たとえば、こんな時にお役に立てます。

  • 相手に通知を出したいけど、どう書けばいいかわからない
  • 契約書を作りたいけど、雛形だけでは不安
  • 新規事業に補助金を使えるか相談したい
  • 副業で物販を始めるけど、古物商の許可が必要か知りたい

こうした“実際の生活やビジネスで直面する書類まわりの不安”こそ、行政書士の出番です。

倉敷だからこそ、こういうご相談が多いです

実際、私の事務所に多く寄せられるのは、

  • 内容証明(クーリングオフ、通知文書など)
  • 契約書の作成・チェック(特に法人様の業務委託契約)
  • 補助金申請の書類作成サポート
  • 古物商許可の取得サポート

といったご相談です。

中でも印象に残っているのが、倉敷市内にお住まいの主婦の方からのご相談でした。

「とある契約書を結んだんだけど、やっぱりやめたい。でも相手と揉めたくない」
という内容で、最初はお電話でご連絡いただきました。

ただ、電話だけでは状況が分からなかったため、ご自宅を訪問し詳しい事情をお聞きすることに。
お話を伺う中で、お客様の不安や葛藤を一つずつ整理し、
最終的に「解約合意書」を作成して、穏便に契約を解除する方法をご提案しました。

結果として、3日連続でご自宅に伺い、ご家族とも話し合いを重ねた末、
相手方ともトラブルなく解約が成立。

正直、報酬としては全く見合っていませんでしたが、
「本当に助かりました」と言っていただき、そのお客様とは今でもお食事に誘っていただいたりと、ご縁が続いています。

書類作成だけじゃない。“相談できる”安心感を

「これって相談していいのかな?」
「まだ頼むつもりじゃないんだけど…」

そんなご連絡も大歓迎です。
“行政書士=何でも相談できる人”という存在になれるよう、
地域密着で丁寧に対応しています。

もちろん、行政書士は法律上、トラブルの「仲裁」や「交渉代理」はできません。
ですが、トラブルになる前の段階であれば、解決の糸口を見つけるお手伝いは可能です。

先ほどのご相談者様のように、
「揉めたくないけど、このままでは不安…」というケースで、
合意書などの書面を通じて“穏やかな解決”につなげることができるのも、行政書士の役割の一つだと感じています。

これぞまさに「地域密着」。
顔が見える関係だからこそできる、丁寧なサポートだと私は思っています。

「行政書士=堅そう」と思っているあなたへ

それにしても、
「行政書士って聞くと、なんか堅そうな人が出てきそう…」
そんなイメージ、ありませんか?

少なくとも、私やまもとは“ガチガチに堅い系”ではありません。

むしろ、

  • 話しやすい
  • 雑談もできる
  • 柔らかすぎるくらいの空気感

でやっています(笑)

「まずは話だけでも聞いてほしい」
そのくらいの気持ちで、ぜひお気軽にご相談ください。

さいごに

ということで、本日は 日々の業務で感じた、「地域密着でこそ行政書士が役立てること」について、実例も交えながらご紹介しました。
本日のお話 いかがでしたでしょうか。

倉敷市で開業して2ヶ月。
たくさんの発見と、たくさんの出会いに感謝しながら、日々一つ一つのお仕事に向き合っています。

地域の皆さまにとって「ちょっと聞いてみようかな」と思える存在になれるよう、
これからも“地域密着の行政書士”として、誠実に活動を続けていきます。

どんな些細なことでも構いません。
お気軽にご相談ください!

【行政書士やまもと事務所】
🏢 岡山県倉敷市
🌐 https://tora-no-maki.com